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南伊予・西土佐の道 司馬遼太郎 街道をゆく14 朝日文芸文庫
2004.7.2
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 「街道をゆく」も14巻目を数えてしまった。これ以前は読んだだけで本棚に入れてしまった。
 久々に読んだ感想を残しておこう。
 この「街道をゆく」シリーズは一度読み終えている。
 しかしその中味を1回だけでは理解しきっていなかった。
 今回、前号まで読んでいて、ようやく司馬さんが伝えていきたいことがわかってきたような気がする。
 まだまだ難しい部分があって、?マークが出る時があるのだが。

 今回の南伊予・西土佐の話の中で特に印象に残るのが、宇和島の話。
 伊達正宗の長男・秀宗が仙台の本家を継がずに、遠く四国のこの宇和島になぜ来たか?
 秀宗は豊臣秀吉の人質として預けられていたのだ。
 そのため、徳川の時代になり、秀吉方にいた秀宗が仙台の本家を継ぐことができず、
 徳川ではこの宇和島へ封ずることにした。
 しかし、今の時代でさえ、仙台〜愛媛・宇和島という距離は相当なもの。
 旅行と考えてもちょっくら簡単にはいかない。
 それをまったく初めての土地に、家来ともども移住してきたわけで、
 これ自体大河ドラマになってしまうような気がする。
このとき、仙台の正宗は息子に6万両の大金を渡したそうだ。
それをうまく使い藩の創世記を乗り越えるようにと。
しかし、この後がおもしろいというか、興味深いというか。
正宗はしっかりと後に、6万両を返すようにと言っているのだ。
これが当時の普通の戦国武士だったそうだ。そのままくれてはやらない。
当然、仙台の本家も財政的には大変だったらしいのだが。

宇和島の人たちの人柄の良さも伺えることができた。
それというのも、この本だけではなく、知り合いに宇和島出身の人がいて、
彼の人柄の良さ、まじめさを、本を読みながら、重ねて思い出していた。

宇和島というと、みかん、そして今は日本でも有数の真珠の生産地である。
ぜひ一度訪れてみたい。


宇和島市観光協会のページ  こちらの中の和霊神社の家老・山家清兵衛(やんべせえべえ)の話がいい。

 ←徳川時代の藩の勉強をなさりたい方は。

司馬遼太郎記念館ホームページ

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