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わが回想のルバング島 小野田寛郎 朝日文庫
2001.11.12
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わが回想のルバング島 元日本兵の「小野田さん」が30年間いたルバング島の話を中心に、
 小野田さんをジャングルから連れ出してくれた「鈴木紀夫さん」との話。
 
 ジャングルでの話や、なぜ、そこまでしてジャングルに残らなければならなかったのか。
 戦争や当時の軍隊をいうものを知らない僕にとっては興味深く読むことができました。
 そしてタイムマシーンに乗ってきたように、当時の(1974年)日本に置かれた小野田さんの心境。
 これもまたご本人でなければ分からないことだったと思います。
 マスコミや世間は戦後30年もたって帰還した日本兵をかっこうの話題にしたてあげていったように感じます。
 しかし、そこにはあまりにもギャップが大きすぎています。
 小野田さんは兵隊の義務を果たそうとつい昨日まで闘っていたのですから。

 そしてもうひとつ、小野田さんを発見した鈴木紀夫さん。
 彼はヒマラヤに雪男を探しに行ったまま遭難して亡くなりました。
その彼と、小野田さんとの初めての出会いの時の会話のシーンが冒頭に紹介されているのですが、
鈴木さんの何か、非常に無邪気な感じのする話に小野田さんはひかれたのではないかと思います。
これが出会いというものではないかと思いました。
それでなくては小野田さんは最後までルバング島に残りつづけたのではないかと。

今、アメリカ同時多発テロの報復と称して、タリバンに攻撃が続けられていますが、
戦争とはこのような悲劇を引き起こすものだと思わなくてはいけないと思います。
この本を読んで、強く感じました。
ぜひ読んでいただきたい本です。

現在、小野田さんは自然の中でのキャンプを通して少年達の育成をめざした
「財団法人小野田自然塾」というものをなさっています。
この情報はフォトグラフィックライター気取りのKENさんから頂きました。
「財団法人小野田自然塾」のURLは
http://www.andec.com/onoda/shusi.html

フォトグラフィックライター気取りのKENさんのホームページ
KENさんのあれmoこれmo

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