東京を記憶する 片岡義男 中公文庫
2002.6.22
片岡義男さんの本を写真に撮ると、僕のイメージはこんな感じなのです。
いきなり何を言いたいかというと、そのままを写真に撮るのではなく、
僕の目を通して、写真を撮る、という感じ。
これは実はこの本の中で片岡さんが言っていることと同じなのですが。
この本に限って言えば、片岡さんが自分の育った町、東京を写真に撮った写真集。
その思うところを100枚の写真と片岡さんらしい表現で書かれています。
多分、このページを読んだ方はたっちんは何を言いたいのかわからないと思います。
自分の青春時代に出会った素晴らしい本、そしてその作者とだけ思ってください。
この方の本は何十冊読んだか分かりません。
僕の親しい友人との会話の中に、「片岡義男の世界」という言葉ができたくらい、
その表現の仕方が独特で、横須賀という小さな場所に生きていた若者を虜にしました。
映画にもなった「スローなブギにしてくれ!」の作者と言えば、分かってくれるかな?
あの映画は僕の読んでいた片岡さんの表現と若干イメージが違っていたけどね。
浅野温子さんと古尾谷正人さん主演、南佳孝さんの唄でした。
映画になる前から読んでいたので、自分のイメージしていたものとは違っていたけど、
それなりに楽しめた映画だったな。
ますます話がわからない方向に行ってしまうけど、久しぶりに片岡さんの本を読めて、青春の頃、格好いいなあ、と思いながら、
片岡義男の世界に浸っていた自分を思い出しました。
僕なりに解釈している「片岡義男の世界」を言葉にすると、次のようになります。
「車のウインドウ越しに見る風景は、いくら素敵な場所でも、テレビを見ているようだ。
バイクは風を感じ、フレームのない自然をそのまま感じさせてくれる。」
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