ビール職人、美味しいビールを語る 山田一巳 古瀬和谷 光文社新書
2002.9.11
夏の暑い時期、ビールが美味しい季節。
それにもまして、この本を読むとビールとはそんなに手間がかかり、
作る人の気持ちが込められているかがよくわかる。
日本のビールの歴史。キリンラガーがあまりにも飲まれすぎての、キリンビールにとっての弊害。
そしてアサヒ・スーパードライが売れた理由。などなど、興味深い話題もいっぱい。
ビール工場という言葉から、ビールはオートメーションでどんどんと作られているものとばかり思っていた。
しかし、その最初のスタートはやはり人間が作り始めるものだということが、
キリンビールでビール職人をしていた山田さんの言葉からよくわかった。
現在、山田さんは清里にある「萌木の村・八ヶ岳ブルーワリー」の醸造長をしているが、
自分の好きな味のビールを作っているそうだ。
ビールの美味しい飲み方は、やはり泡を作って飲むことが大切のようだ。
この文章を書きながらすでに、夜、シャワーを浴びたあとのビールを想像しているのだが、
この本を読む前までは、一杯目のビールだけが美味しいビールと思っていた。
しかし、泡をうまく作り、ビールの味、のど越しを楽しめることを知った今、けっこうビールを注ぐ時に重点をおいて飲んでいる。
酔っ払ってしまえば同じかもしれないが、そこに行く前までは、ビールの味が楽しめる。
この本を読んで、またまたのん兵衛の楽しみが増えたというものかしらん。
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